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意味を飲み込んで、吐き出して
また明日のさよならデスティニー
その名も名称未設定.txt
切りおとした影を拾い集めて
見えないパズルの永久迷路
彷徨って私は繰り返すの
追いかけた分だけ離れる君
かさぶたに隠した自己暗示
気づきたくなかった、その視線に
確かにこれは恋でした
さようなら、グッバイ、昨日の私
知らないフリするほど、君と遠ざかる
触れあう指先だけで熱が上がる
ずっと、言ってほしかった
たったその一言が、言えなくて、
震える君を見てるしかできなかった
外は広いんだって、見せてあげたい
その背中を、僕が押そう
3、2、1の掛け声で
青い春なんてぶっ飛ばせ!
箒を持ったら戦争じゃー!
快晴の日にはフューネラムマーチを
死にたがりの晴れ舞台
泡沫な恋のモノフォニー
カプリチオ吸い込んで明日にフィナーレ
もがいて息して黄昏に消える
僕と君と貴方と私
夜明けと共に消える僕
酸欠で走った君の背中は
貴方のように変わりたかった
そう私に教えてくれたのは、
もう一度名前を呼んでおくれ
明日になったてかまわない
小さくなっていく飛行機と僕の心
風船さんよ、風船さん、
破いたって忘れない
だらけきった命の延長線
アイシテルの劇薬
使命感溢れたスカイダイビング
無花果の雪融け時
シリウス輝るその雫
瞼を綴じた裏の星空
プラネタリウムの誘惑星
その世界はいつだって、
流星群の降る夜に
流星群の思ひ出
二人掛けのブランケット
ランプの示す先
淡い煌めきのそのツバサ
小指を絡ませたその糸の先に
それでも好きでいる事をやめられない
カステラ越しの口づけ
今日は週一度の肉球日
その目で捕えてよ
昼下がりの紅茶とブルースカイ
アイリスの葉とユリの花